着物クリーニングにおすすめのお店5選!料金相場や注意点など
着物のクリーニングは、七五三や成人式、卒業式といった晴れ着を着る前後に必要になることが多いですよね。
ここでは着物クリーニングの料金相場をはじめ、おすすめ専門店や出す際の注意点などを紹介していきます。
しっかりとしたメンテを行い、いつまでも綺麗な状態、長持ちさせたい方は参考にしてくださいね。
着物クリーニングの料金相場はいくら?
当サイトがおすすめする着物クリーニング店は以下のとおり。
会社名 | 料金 | 染み抜き | 納期 |
---|---|---|---|
きものtotonoe | 6,028円〜 | 検品時、見積もり | 3〜4週間 |
キレイナ | 9,900円〜 | 1,320円〜 | 15日〜 |
きもの辻 | 9,900円〜 | 3,300円〜 | 1か月〜 |
着物クリーニング研究所 | 9,900円〜 | 3,300円〜 | 3〜4週間 |
わ蔵 | 7,700円〜 | 4,400円〜 | 2か月〜 |
上記着物クリーニング店の料金から平均相場を出してみたところ、大体7,000〜8,000円くらいが着物クリーニングの相場だとわかりました。
帯なら、4,000〜5,000円前後といったところでしょうか。
羽織なら、5,000〜6,000円が相場です。
子供の着物の場合はもっと安くなり、着物なら5,000円くらいが相場と見てよいでしょう。
クリーニング大手の白洋舎では、着物を8,000円〜取り扱っています。
ただしこれは持ち込みの料金で、宅配の場合は8,800円〜です。
ホワイト急便では驚愕の2,000円程度で着物クリーニングを受け付けていますが、地域によっても料金に差があります。
着物クリーニングは手間がかかるだけに、あまりにも料金が安い場合は預けるのは不安ですね。
安心して着物を預けられる専門のクリーニング店に依頼すれば、コストパフォーマンスに優れた仕事をしてくれます。
着物クリーニングにおすすめのお店5選!
着物をクリーニングに出すときに、おすすめしたいお店を厳選してみました。
着物クリーニングの通販サービスを専門にしているきものtotonoeでは、クリーニングの品質を追求し続けることはもちろん、お客様相談室を設けて気軽に問合せできるようにすることを心がけています。
仕上がりに満足できなければ、1週間以内に申し出れば無料で再仕上げ。事故や紛失防止も徹底し、万一のトラブルには賠償対応してくれる点もしっかりしています。
クリーニング技術に定評があり、呉服店からの依頼も多いお店です。
料金 | 6,028円〜 |
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シミ抜き料金 | 検品による見積もり |
納期 | 3〜4週間 |
保管 | なし |
きれいに長持ちさせることを徹底追求しているキレイナは、オーダークリーニングの専門店です。
特殊な素材やデザインが施された衣類も頻繁に扱っていることから、婚礼用の着物などをクリーニングしたいときにも頼りになります。
他店では断られた修復も、相談してみる価値があります。
料金 | 9,900円〜 |
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シミ抜き料金 | 1,320円〜 |
納期 | 15日〜 |
保管 | なし |
年間3,000件以上の着物クリーニングを引き受けているきもの辻では、スタッフ自ら集荷に来てくれるので配達中も安心して大事な着物を預けられます。
注文で多いのは、他店では落ちなかったシミ落とし。仕分けや処分の判断、仕立て直しなどの相談にも乗ってくれる着物のスペシャリストです。
着物をたくさん所有している場合は、60分で仕分けしてくれる無料サービスも利用してみるといいかもしれません。
料金 | 9,900円〜 |
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シミ抜き料金 | 3,300円〜 |
納期 | 1ヶ月〜 |
保管 | 1ヶ月1,100円/枚、5年保管可能 |
URL | https://www.kimono-tuji.com/ |
クリーニングする前のチェックが念入りな着物クリーニング研究所は、20年前のしみでも修復してくれる技術を持っています。
地域によっては、無料で集荷に来てくれるサービスがあるのも便利です。
着物の専門スタッフが訪問してくれるので、クリーニング以外のことでも着物について質問できて頼りになります。
料金 | 9,900円〜 |
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シミ抜き料金 | 3,300円〜 |
納期 | 3〜4週間 |
保管 | なし |
URL | http://www.cleaning-lab.jp/ |
宅配専門の着物クリーニング店であるわ蔵は、丸洗いの料金で汗抜きや保管、宅配キットの手配まで含まれているのが特徴です。
通常は別料金になる料金が込みになっているのは、間違いなくお得。着物をどうやって扱えばよいかわからない場合も、シンプルに依頼できるのが簡単です。
クリーニングの領域を超えたサービスにも、感謝の声が寄せられています。初回割引クーポンやTポイントを使えるなどのサービスも、大きなメリットです。
料金 | 7,700円〜 |
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シミ抜き料金 | 4,400円〜 |
納期 | 2ヶ月〜 |
保管 | 最長1年(丸洗い料金に含まれる) |
URL | https://wakura-cleaning.jp/lp/index.html |
着物をクリーニングに出す際の注意点
着物をクリーニングに出すときに押さえておきたい注意点について、紹介します。
一般的な衣類のクリーニングでも、信頼できるお店ではクリーニング前に衣類の状態を確認したりポケットなどに私物が入っていないかをチェックしてくれます。
シミが付いていれば普通に洗っても汚れがしっかり落ちませんし、ボタンが取れかかっていたら洗濯中に取れてしまい紛失してしまうような恐れもあるからです。
着物の場合は、もっと繊細な衣類です。状態を確認して、どのようなクリーニングの仕方がふさわしいか判断して教えてくれるスタッフがいるかどうか把握しておきましょう。
クリーニング店によっては、着物のような特別な衣類は外注に出してしまうところもあります。クリーニングの仕方を自社で責任もって管理できるわけではなく、戻ってくるまでの期間が余計にかかってしまう恐れもあるのが外注の特徴です。
大事な着物を預けるからには、自社で責任を持ってクリーニングしてくれるお店のほうが安心です。そのようなクリーニングは、着物のクリーニング技術を徹底追求しています。
クリーニング店によって、着物クリーニングにどんなサービスが含まれているか異なります。丸洗いの料金に保管サービスまで含まれているクリーニング店もあれば、丸洗いのみの料金しか含まれていないお店もあるのです。
しみ抜き一つでも、どこまでサービスしてくれるかは個別に違ってきます。クリーニング店ごとに、料金にどこまでのサービスが含まれるかを調べてから依頼を決めたほうがよいでしょう。
着物は自宅で洗えるが…おすすめはしない
最近では、着物ブームが再燃していることもあって気軽に着られる着物が注目されています。
着物はお手入れが大変と敬遠している人のために、洗える着物が出ているくらいです。着物の洗濯をどうしようと思ったら、まずは洗濯表示を確認して洗えるかどうかを判断しましょう。
ただし基本的に、着物は自宅で簡単に洗濯できる衣類ではありません。洗える着物であっても、下手をすると型崩れや布の縮みなどを起こしてしまうでしょう。
せっかくきれいにしようと思ったのに、逆効果になってしまっては元も子もありません。
洗った後に、干す場所を確保できるかどうかも重要です。自宅で着物を洗うことは、おすすめはできないのです。
とはいえ、着用した着物をそのまましまうのでは、目に見えない汚れや細菌が付着したままで保管することになります。
カビが生えたり色落ちしたり、虫がわいたりすることもあるかもしれません。
日常的に着物を着るというわけではない限り、一度着た着物はすぐに洗うことをおすすめします。そこで頼りにしたいのが、プロの着物クリーニングです。
普通のクリーニング店では着物を洗ったこともないかもしれませんので、着物を専門に扱っているようなクリーニング店に出すのが安心です。
まとめ
着物のクリーニングは、着物クリーニングで実績の高い専門店に依頼することをおすすめします。
どのお店にするかで迷ったときは、しみ抜きや保管など必要なサービスを安心してお得な料金で頼めるところを選ぶとよいでしょう。
大事な着物をきれいに長持ちさせるために、良いクリーニング店を選んでください。
着物をはじめ、高い洋服のクリーニングは高級店へお願いしましょう。
くわしくは「高級クリーニングのおすすめ5社と選び方や出す前に確認すべきこと」のページをご覧ください。